公開日: 2025年10月8日 - 最終更新日: 2025年10月8日

【プロが教える】水回りのカビを徹底除去!効果的なお掃除術と予防策

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【要約】
本記事は、お風呂場や洗面所のしつこいカビに悩み、見た目や健康への影響が気になっている方へ向け、お掃除のプロが実践するカビ対策を解説するものです。まず、カビが好む「温度」「水分」「栄養」の3つの条件を明らかにし、なぜ水回りがカビの温床になりやすいのかを分かりやすく説明します。その上で、浴室の壁や天井、ゴムパッキン、洗面台の隙間といった場所別に、効果的なカビ除去方法を具体的に紹介。特に、諦めがちなゴムパッキンの黒カビを落とすための「パック術」は、すぐに試せるプロの技として必見です。さらに、掃除後のきれいな状態を長く保つための「換気」や「水滴の拭き取り」といった、日々の簡単な予防策も網羅しています。この記事を読めば、カビを根こそぎ除去し、再発を防ぐための知識と実践的なテクニックが身につき、カビのない清潔で快適な水回りを実現できます。

 

【プロが教える】水回りのカビを徹底除去!効果的なお掃除術と予防策

「お風呂場の天井に黒い斑点が…」「洗面所のゴムパッキンがカビだらけ…」

水回りのカビは、見た目が不快なだけでなく、健康にも良い可能性があります。 今回は、ダスキンのお掃除のプロが、水回りのカビを根こそぎ除去し、さらに発生しにくいための効果お掃除術と予防策を徹底解説します。

1. カビは発生するの? カビの優しい環境とは

カビは「温度」「水分」「栄養」の3つの条件が揃って爆発的に繁殖します。

温度: 20~30℃を最も好みます。
湿度: 70%以上で注目になります。
栄養:皮脂汚れ、石鹸カス、ホコリ、食べカスなどカビの栄養源です。
浴室や洗面所は、これらの条件が一致しやすいため、カビにとって最高の繁殖場所となってしまうのです。

2. 場所別!効果的なカビ除去方法

カビの種類や場所によって、効果的なアプローチは異なります。

浴室の壁・床・天井

準備するもの:浴室用洗剤(塩素系または酸素系)、ゴム手袋、保護メガネ、マスク、スポンジ、ブラシ、雑巾、換気扇。

手順

  1. 換気を徹底:窓屋外か換気扇を回し、必ず換気を確保してください。
  2. 洗剤を塗る:カビに直接洗剤をスプレーし、しばらく放置します(製品の指示に従って)。 天井のカビは、柄付きブラシに雑巾を巻き付け、洗剤を染み込ませて拭き取ると安全です。
  3. 擦り洗い:スポンジやブラシで丁寧に擦り、カビを落とします。
  4. 洗います:シャワーで洗剤とカビをきれいに洗います。
  5. 乾燥:最後に水滴を拭き、換気扇を回してしっかり乾燥させます。

ゴムパッキンの頑固なカビ

準備するもの:塩素系カビ取り剤、キッチンペーパー、ラップ、ゴム手袋、保護メガネ、マスク。

手順

  1. 換気を徹底:必ず換気を確保してください。
  2. パックする:カビ取り剤を染み込ませたキッチンペーパーをカビの上に貼り付け、さらに上からラップで覆い、密着させます。
  3. 30分~1時間ほど放置します(製品の指示に従って)。
  4. 洗います:キッチンペーパーとラップを取り除き、シャワーで念入りに洗い流します。

洗面台・トイレの隙間

準備するもの:浴室用洗剤、歯ブラシ、雑巾。
手順

  1. 洗剤をスプレーし、しばらく放置します。
  2. 歯ブラシで隙間のカビを掻き出し、雑巾で拭きます。
  3. 水で濡れたら雑巾で洗剤を拭き、乾いた雑巾で仕上げを拭きます。
  4. 【注意!】塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜると有毒ガスが発生し大変危険です。絶対に混ぜて使用しないでください。

3. カビを寄せ付けない!効果的な予防策

カビは一度発生すると思いますが、日頃のちょっとした心構えで予防できます。

入浴後は換気を徹底:浴室を使った後は、窓換気か換気扇を30分~1時間以上回し続け、湿気を排出しましょう。
水滴を拭き取る:壁や床、鏡に残った水滴を拭き取るだけで、カビの発生を大幅に抑えられます。
防カビ剤を活用する:市販の浴室用防カビ剤を定期的に使用するもの効果的です。
温度を上げすぎない:冬場は浴室が冷えるため、ヒートショック対策として浴室暖房を使う方も多いですが、使用後はしっかり換気・乾燥させましょう。
汚れをためない:石鹸カスや皮脂汚れはカビの栄養源です。

まとめ:カビのない清潔な水回りで快適な暮らしを

カビは放っておいてどんどん広がって、除去も大変になります。毎日から「換気」「乾燥」「汚れ除去」を意識して、定期的なお掃除でカビの発生を予防しましょう。

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